インスタ映えの次の時代にきみは何を見てる?|印象派画家と今。

2010年代からいろんな世代に支持を受けるようになったアプリ、Instagram

イメージを媒介してコミニケーションを取る。

それは、言葉、テキスト形式で広がりを持つTwitterとは対照的な存在である。

街には液晶の広告が増え、今や電車にも液晶モニターが設置されている。

携帯の充電が切れれば、だいたい車窓から見える景色よりも、字幕がやたらでかい無音CM(たまにニュースも流れる)に目をやっていることが多い。

携帯を目の前に何かの情報と常に更新してる現代はまさにイメージを求め続けているのかもしれない。

Instagramがこの時代に台頭した意味はこういった背景にあると言えるだろう。

インスタ映えって印象派画家

そして今、インスタ映えという言葉が巷を賑やかせている。

フォトジェニックな。という形容をよく聞くのもこの例だろう。

何か貴重な体験をするたびカメラを手に取る。

これは写実的すぎない要素、少しファンタジーな感じを含む。

キラキラと光るイルミネーションやぼんやりした美しい景色。人を被写体としたイメージ。

カメラ機能を超え、顔を加工できるアプリまで出てきた。すごい技術

(顔をかざすと自分がクマになって横からクッキーとか飛んでくる。)

こういった加工アプリはまさにファンタジー要素がたっぷり詰まっている。

写実なんだけども写実的じゃない。まさに印象派画家。

 

印象派画家とは?

印象派・印象主義とは、形態の明確な描写よりも、それをつつむ光の変化や空気感など一瞬の印象を捉え、再現しようとする様式。エドゥアール・マネらによって創始された。


ルノワール 「ブランコ」

 

 

レンズのF値をしぼって光をぼやかせるのも、照明を使って奥行きを出すのもまさにそれだろう。

印象派画家が描いた陰影に富んだぼんやりとしたあの絵は、今もなお私たちに多くの影響を与えているのだ。

こうやって私たちは印象派画家が陰影に富んだぼんやりとした絵を描いた時代から、連続する今を切り取った一瞬の世界に呑み込まれることを日々実感している。

だからこそ印象派画家作品の再評価が高まっているのかもしれない。

国立新美術館では、5月まで印象派展が開かれている。週末、足を運んで見てはどうだろうか。

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション
Impressionist Masterpieces from the E.G. Buehrle Collection, Zurich (Switzerland)
2018214日(水)  57日(月)
会場
国立新美術館 企画展示室1E〔東京・六本木〕

http://www.buehrle2018.jp/

 

 

インスタ映えが飽和した次の時代

Instagramの名前はきっとインスタレーションを由来とするものだ。

インスタレーション (英語Installation art) とは、1970年代以降一般化した、絵画彫刻映像写真などと並ぶ現代美術における表現手法・ジャンルの一つ。ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。ビデオ映像を上映して空間を構成することもあれば(ビデオ・インスタレーション)、音響などを用いて空間を構成する(サウンド・インスタレーション)こともある。

インスタレーションは空間全体が作品であるため、一人称的、一焦点的に鑑賞することはできず、体験型のアートであると言える。

この体験型アート10年後のコンテンツの鍵を握ることになるだろう。

ではイメージを求め続ける現代に取って代わられる新しいコンテンツとはなんだろうか?

(参照 日本再興戦略 著・落合陽一)

近代は絵画、現代は映像。という構造で今まで動いている。

そして21世紀はAIや量子コンピューターなどが台頭する。これは新たなサービスを多大に生むだろう。

そこで注目されているのが次世代型通信規格5G。現在日本で主流なのは4GLTE)と呼ばれている。

’20年ごろ、新通信規格「5G」が登場する。通信速度は現在の100倍にも達し、より大きいデータを瞬時にやりとりできるようになる。

そして今まで携帯とサーバが一方通行にやり取りしていたのに対して、5Gでは空間そのものがやり取りされると言う。

例えば会社の会議。スカイプなどでテレビに映して会議をしていたのが、グラス、VRゴーグル(めがね)によって空間を共有することができるのだ。5Gはお互いが目の前にいるような空間をも提供するのだ。

まさに体験型。従来の4Gのような一方通行の大量消費だけではなく双方のコミニケーションなどが重視される。

イメージを求め続ける現代に取って代わられる新しいコンテンツとは空間を共有する情報取得コミニケーションツールだと言えるかもしれない。

さて、あなたは10年後の大衆アプリケーションをどんなものとみる?

 

 

この記事を書いた人

おっかー

自分の体験したことを中心に文章を書いている学生です(18)
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