先日、赤羽にオープンした無人決済のコンビニを訪問してきた。今回は現地体験レポートとしてお伝えしていこう。

#大きな自動販売機

学校から近いこともあったので、オープンの1日後に足を運んでみた。

到着すると、「TICKET TO TOMORROW」と書かれたメッセージ。それは今回の体験を物語っている。

並ぶ前に説明書が手渡される。アトラクションの前説のようだ。

「夜は、結構込み合いますね、通勤帰りのサラリーマンの方とかが多くなるので。まぁ初日っていうこともありますけど。」

と、整備スタッフの方。

待ち時間は10分程度。木曜のお昼、13時。結局僕は並ぶことなく、待ち時間は10分程度。

そして今回、店頭に並んでいる商品は紀ノ国屋の商品が並ぶ。通常のコンビニの価格帯より少し高いぐらい。

スイカをタッチして入店する。

仕組みはこのようになっている。動画をご覧になった方が早いかもしれない。

天井に貼り付けられているセンサーは3列に連なりそれぞれに5個。

そのセンサーが商品と人の動きを捉えているのだろう。

そして購入する商品を持って最後に出口で再びSuicaをタッチする。

「レジに人がいない」無人コンビニ体験はどこかで既視感を覚えた。

最後にSuicaをタッチして決済する訳なので、AmazonGoとは違いしっかりと払っている感覚はある。

同じように話題になった、無人決済店舗AmazonGoはAmazonGoは入店して、レジも通らずに商品を持ち帰るだけで自動決済される仕組みとなっている。もはや、万引きしてる気分だ。

ーーー驚きのコンビニ革命「Amazon Go」のすごい仕組み、魔法のようなAI技術の真実

驚きのコンビニ革命「Amazon Go」のすごい仕組み、魔法のようなAI技術の真実

「レジなし無人スーパー」として米ワシントン州シアトルで1月22日、一般公開された「Amazon Go」。アメリカ本土はもとより、世界各国のニュース…

このAmazonGoの仕組みが革新的決済フローであり、今回の赤羽での決済方法は以前までの電子マネー決済と変わらない。

そう、これは自動販売機だ!!!!と。

無人で決済できて、商品を受け取る際にお金を払う。この既視感が僕の無人決済体験を先に推し進めなかったのだろう。

さて、気になる行動解析システムの認識精度はどうなのか?

システムを混乱させるために、なんかいろいろ走ってみた。布で隠したり、。。(もはや万引きっぽく見える)

おかげで、エラーがでた。今回購入したのはタリーズの缶コーヒーだったが、アンパンと間違われた。。。

しかし訂正できる仕組みとなっているので一安心。一発で会計が済む未来とはまだ遠いようだ。

#自販機カルチャーを推し進めよ

街を歩いていると、こんなにも自動販売機がある国は日本ぐらいだと聞く。

僕が生まれた時から、自然にあるものだから何か違和感を感じたことはなかったが、あの自動販売機が大きくなって今回の赤羽のような無人決済コンビニが増えるのだろう。

ローソンの牧野氏は、

コンビニには「地域住民のふれあいの場、児童や高齢者の見守り機能など、従来とは異なる役割が期待されているのではないか」(牧野氏)。

と語っている。

「未来のコンビニは無人店舗ではない」ローソンが示したデジタル時代の戦略

10月16日からの4日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されるアジア最大規模のIT・エレクトロニクス展示会「CEATEC JAPAN 2018」…

まさに未来のコンビニは無人決済という形ではない。日本の自動販売機カルチャーの文脈で広がっていくのではないかと感じている。

#AIによって仕事が淘汰されるのは真実なのか

「AI」活用や「無人化」という近年のキーワードには、必ず「(Amazon Goみたいな)無人店舗の増加はレジ係の仕事を奪う」という論調が展開されがちだ。

けれども、ここまでの写真を見てもわかるように、実際には店内では多くのスタッフが食材加工に従事しているし、商品補充で常時3〜4人ほどのスタッフが店内をせわしなく行き交っている。また酒販コーナーにはIDチェックの専任スタッフがおり、ゲートにも監視員が1人常駐している。

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今回の無人決済店舗でも、整備スタッフや食品の補充などは人間が行っていた。だから、コンビニ労働がAIによって全てが取って代わられるとは感じなかった。

僕が高校生の時、関正生先生が言っていた言葉を思い出す。

「好きなことやれば人も付いてくるし、お金も入ってくる。だからAIがどうだとか言わずに好きなことをやればいい。」

と。僕はこの言葉に押されて、今好きなことを出来るだけたくさんやっているのだが、この言葉は真実だったんだなと実感しつつある。それも肌感で。


「TICKET TO TOMORROW」と書かれた赤羽の無人コンビニは自動販売機だった。
これは未来の自動販売機のチケットだ。

未来のチケットはAI社会の進化によるキャッシュレス化だろうか、それとも……